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「生体認証」押さえておきたいIT用語

生体認証

生体認証とは、顔や指紋などの生体情報を使って本人を識別するシステムのこと。
スマートフォンやパソコン、銀行のATM、オフィスの入退館管理などで導入が進んでいる。
センサーで指紋を読み取る「指紋認証」や目・鼻の位置など顔の特徴から区別する「顔認証」などさまざまな種類がある。

生体認証の種類ごとの特徴に応じて活用が進んでいる。
たとえば顔認証はカメラに顔を寄せるだけで済み手軽かつ衛生的なため、ライブ会場や空港の入退場口など不特定多数の人々が出入りする場所で利用されている。
また血管の形で識別する静脈認証は、ヒトの体内の情報を利用するため他の認証方法と比較してデータの盗難にあいにくいという特徴があり、銀行のATMなどで取り入れられている。
古くから使われている指紋認証は導入コストが低く抑えられることから、スマホやパソコンのロック機能など幅広く導入されている。

生体認証を活用するメリットとしては、身体的な特徴を利用して本人確認を行うため紛失のリスクがない分、パスワードを用いた認証方法よりもセキュリティ上の安全性が高いことが挙げられる。

一方デメリットとしては、登録データの変更・管理といった事務作業や専用装置等の維持にかかるコスト負担が挙げられる。
三菱UFJ銀行は利用者数の減少により費用対効果が見込めないとして、来春にもATMの静脈認証を廃止する方針を固めている。

※この記事は「税理士新聞」の許可を頂き転載しています。

税理士 冨岡弘文

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