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「クイックシェア」 押さえておきたいIT用語

クイックシェアは、米グーグル社が提供するアンドロイドを搭載した機器が、ブルートゥースやWi-Fi技術を利用して無線で写真や動画、ファイルを共有できるアプリ機能のこと。

従来のようにメールやLINEなどに添付する送信方法もあるが、たとえばクイックシェアではファイル自体を「スマホからスマホへ」直接転送できる。
あらかじめ連絡先をお互いに交換する必要はなく、同じアプリ機能を持ち合わせていれば高速でデータの送受信ができる。

現状この分野では、米アップル社の「エアードロップ」が圧倒的な知名度があり、日本の若者世代では「エアドロ」の略称で親しまれている。
これまでエアードロップの類似機能として、グーグル社は「ニアバイシェア」をアンドロイド端末へ、韓国サムスン社はアンドロイドを採用したギャラクシー端末へ独自の「クイックシェア」を提供してきたが、両社共にエアードロップほど影響力は持てていなかった。
そこで、グーグル社とサムスンは提携し、サムスン側が提供してきたクイックシェアをアンドロイド標準へ格上げすることがグーグル社から発表された。

2024年2月以降からアンドロイド端末でクイックシェアへの切り替えが始まる見込みで、今後、米グーグル社は「クイックシェア」をウィンドウズPC等に備え付けの機能としていくことを明らかにしている。

 

この記事は「税理士新聞」の許可を頂き転載しています。

相模原市の税理士 冨岡弘文税理士事務所

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