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押さえておきたい IT用語 「Threads」

Threads(スレッズ)は、「Facebook」を作ったマーク・ザッカーバーグ氏がCEOを務めるメタ社が新たに開始したSNS。
同業大手のTwitterがサービスの改悪などでユーザー離れが進むなかで〝移住先〟として期待を集めている。

世界で人気のSNSといえば画像投稿サービスのInstagramや動画投稿のTikTokなど数多くあるが、テキスト主体のSNSとしてはユーザー数5億人を超えるTwitterが最大手だ。
ユーザー数が多いだけでなく、トランプ前大統領をはじめ多くの政治家や企業が情報発信しており、Twitterから社会問題やトレンドに火がつくことも多い。

だが同社では長年の放漫経営が深刻化し、運営体制に対する不満が増大。
2022年にカリスマ実業家であるイーロン・マスク氏に買収されたことで経営などが上向くことが期待されたが、その後もユーザーの不満を招く改悪が行われた。
そして今年7月2日に予告もなく大幅な投稿数の閲覧制限が行われ、多くのユーザーのストレスが爆発したタイミングで発表されたのがザッカーバーグ氏による「Threads」のサービス開始だ。
それまでのTwitterへの不満を表すようにThreadsの登録者は激増し、開始から1日経たずに3千万人を超えたという。

ただ現時点では、ユーザーからの期待が先走っている状態ともいえ、Threadsが真の勝者となれるかは今後のサービスのあり方次第だろう。

 

この記事は「税理士新聞」の許可を頂き転載しています。

相模原市の税理士 冨岡弘文税理士事務所

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