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押さえておきたい IT用語 「リーチサイト」

リーチサイトとは、著作権を無視してアニメや映画、音楽といったコンテンツを不正公開しているさまざまな「海賊版サイト」へのリンクを集めたウェブサイトのこと。
リンクを多数掲載することでサイトの閲覧数を集め、広告収入を得る仕組みが主流となっている。
海賊版サイトとともに権利者の収益を事実上〝横取り〟するスキームとして社会問題になっており、警察は集中的な取り締まりを実施している。

5月8日には京都府警が有名リーチサイト「映画の無料動画で夢心地」の運営者ら4人を逮捕した。
『仮面ライダーリバイス』や『呪術廻戦0』などの映画作品を違法アップロードしている海賊版サイトへのリンクを多数公開し、著作権を侵害していた疑いだ。
京都府警によると運営者らは「法令に触れると思わなかった」と供述しているという。

リーチサイトは違法コンテンツそのものを公開しているわけではないため従来は規制されてこなかったが、2020年10月施行の改正著作権法により運営者に罰則が設けられた。
「侵害コンテンツへの誘導を図っている」とみなされると3年以下の懲役や300万円以下の罰金が科される。

なおリーチサイトの利用者には原則として罰則はないが、リンク先の海賊版サイトのコンテンツを「何度も継続的にダウンロード(保存)」していると、2年以下の懲役や200万円以下の罰金の対象となる。

 

この記事は「税理士新聞」の許可を頂き転載しています。

 

相模原市の税理士 冨岡弘文税理士事務所

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