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「アフィリエイト広告」 押さえておきたいIT用語

アフィリエイト広告

アフィリエイト広告とは、インターネット上の広告媒体で自社商品やサービスを紹介し、出品先のオンラインショップやECサイト、自社サイトに誘導する手法を指す。
記事形式のウェブサイトやメールマガジンといった広告媒体に広告主のECサイトや商品紹介ページに移動するリンクをはり、コンテンツの内容に興味を持った閲覧者が商品購入や会員登録をするよう促す。

広告媒体の制作者(アフィリエイター)に支払う報酬は、商品の販売件数や販売額、サイトの閲覧数などに対応して決定する。
消費者庁によると、成果報酬や手数料をあわせた市場規模は3000億円を超えるという。
また、正確な数は不明なものの、1万1000程度の広告主がアフィリエイト広告を利用しており、掲載サイト数は600万に上ると見られている。

アフィリエイト広告は、専門の広告企業が運営する大規模なものから個人が運営する小規模なものまで、さまざまなウェブメディアで展開されている。
特に近年はブログやSNS(交流サイト)を使って手軽に始められるようになっているため、個人が副業にするケースも増えている。

市場が拡大するなかでサイトの閲覧数の獲得競争が激化しており、消費者に購入を煽るような誇大広告や虚偽内容の掲載といったトラブルが社会問題化している。

 

この記事は「税理士新聞」から許可を頂いて転載しています。

税理士 冨岡弘文

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