この前還暦を迎えたと思ったら、先月に63歳となりました。
税理士の平均年齢が64歳と聞きますが、税務署を退官して税理士になる方々が平均値を引き上げているのでしょうから、やはりベテランとしての自覚を持たねばと気を引き締めています。
インボイスや電子帳簿保存法など、業界の変化は甚だしく、対応を諦めて廃業する同業者も散見します。
弊所は、チームワークと最新システムで対応できるので有難いです。
所長としては、継続しての情報収集と情報発信を心掛けねばと思います。
ここに来て首相は所得税の減税を打ち出しましたが、復興税の延長など、これまで増税をしてきたのに、「税収増の国民への還元」とは一体何を言い出すのかと驚きました。
一方、野党からは「現金給付を急ぐべき」との国会論戦。どちらも人気取りにしか思えません。
何を目指しているのでしょうか。
物価高ではあるけれど、一過性の減税や給付金が経済対策になるのかと言えば疑問です。
国の財政は歳入が歳出を大幅に下回っています。
租税教室で学校を巡り、税の公平と共に、日本の借金財政を説明すると子供は一様に驚きます。
大人には理解して頂きたいものです。