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「QRコード」 押さえておきたいIT用語

QRコード

QRコードとは、正方形型のモザイク模様で文字や数字などの情報を保存できる識別子のこと。
従来活用されてきた縞模様の識別子「バーコード」の約20倍の情報量が詰め込める上、読み取りアプリを利用できるスマートフォンが普及したことを受け、消費者向けの決済アプリや事業者向け業務アプリなどで利用が広がりつつある。

QRコードの作成は、事業者向けの専用のソフトウエアやインターネット上で公開されている無料アプリを通じて誰でも行うことができる。
また、QRコードに保存された情報の読み取りも、専用のスキャナーやスマートフォンアプリで行える。

QRコードが導入されている事例としては、工場の生産管理システムや物流倉庫の在庫管理システム、飲食店での支払いをスマートフォンで行える「QRコード決済アプリ」などがある。

低コストで誰でも利用を開始できる手軽さからサービスの利用が広がる中、利便性の向上に向けて統一規格を定める動きが出始めている。
たとえば日本では、決済アプリ用QRコードの国内統一規格「JPQR」の運用が2020年から始まった。
従来は店舗が決済アプリごとに異なるQRコードを用意しなければならなかったが、統一規格の導入によりひとつのQRコードで運用できるようになった。

 

この記事は「税理士新聞」から許可を頂き転載しています。

相模原市の税理士 冨岡弘文税理士事務所

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