お知らせNO.159 令和6年12月5日 税理士 冨岡弘文
先日JR相模原駅近くの中華レストランに行くと、息子の母校のジャージを着た子供が配膳を手伝っていました。
思わず「東林中からきたの?」と声を掛けると、そうですとのこと。
相模原市内の中学生は市内の企業や施設に出向いて「職業体験」をする機会があります。
「遠かったね、頑張って」と励ましました。
息子の時はコロナ禍で、このような取り組みも一切無く気の毒でした。
弊所にも毎年、市の教育委員会から打診があり、私の思い入れから積極的に受け入れています。
但し、税理士事務所では、かつては元帳にシールを貼るような作業もありましたが、昨今はすべてがデータ化していて、アナログ作業は用意できません。
教育委員会には「税理士に興味がある生徒に限ります。行儀の悪い人は帰します。」と伝えています。
先月、中学2年生の女子を2名受け入れました。
職員が総がかりで研修を用意しておもてなしです。
私と佐藤税理士は税理士会で租税教室の講師を務めているところから、先ずは私が中学生向けのスライドを使って講義をしました。
時間に余裕があるので様々な話が出来ました。
佐藤税理士は中学生向けの「税金ゲーム」。税収と公共施設をテーマにした、すごろくゲームです。
国税庁のシステムを使って路線価を調べて相続財産を評価したり、所得税・贈与税の申告書を作ってみたり。
よくもこれほどと思いましたが、仲良し二人組の女子生徒は好奇心があり、勘が良い。
積極的な姿勢にこちらも楽しくなりました。
そういえば、8年ほど前に受け入れた、やはり優秀だった女子生徒が、先日、訪ねて来てくれました。
成長ぶりにも驚きましたが、聞けば、大学から税理士試験への挑戦を始めて、この春の卒業後は、外資系の大手税理士法人に就職が決まったので、当時のお礼をしたかったのだと。
あの時も「将来はうちで働いてくれないかな」と思ったものでしたが、うちじゃないのも仕方がない。
是非、海外税務など大きな仕事で活躍して頂きたいです。
一方先週は「中学生の税についての作文」の表彰式を行いました。
夏休みに調べ、考えて作文にする。
この経験から国税庁などの職業選択に繋がった方も居られます。
税を通じて社会を知り、主権者であることを自覚する。明日の日本を築く人材が育つことを願います。
年末調整業務について
一部の顧問先様を除き、年内に納付書をお届け出来るものと存じます。
早期処理にご協力をお願い致します。
給与支払報告書、法定支払調書、償却資産税の申告につきましても、同時に業務を進めておりますので、こちらもご協力をよろしくお願い致します。
尚、扶養控除の対象とした家族に想定を超えて収入があり、あとから市役所や税務署より是正の連絡がくるケースがあります。
悩ましいところですが、注意喚起をお願いします。
年末年始の営業について
年末年始の営業を下記の通りとさせて頂きます。
年内は12月27日午前中まで通常営業
12月28日~1月5日まで休業 年始1月6日は午前中のみ営業です。
カレンダーの巡りあわせで年末年始の休業が長くなります。
ご迷惑をおかけするかもしれませんが、何卒よろしくお願いいたします。