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「キッティング」 押さえておきたいIT用語

パソコンなどを新規導入した際に実施するセットアップ作業を指す。
必要なアプリケーションのインストールや社内ネットワークとの接続など、ユーザーがすぐに使える状態にすること。
パソコンの新規導入だけでなく、OSの変更時にも、データ移行も含めて設定作業が必要となる。

会社の規模が大きくなれば、新入社員が入社する春先の作業は膨大なものになる。
単純作業とはいえ、数十台、数百台という数になれば作業負担は大きく、通常業務を圧迫するなど多くの企業で課題となっている。

作業時間は事業規模や条件によって異なるが、一般的なパソコン1台で最低でも1時間、なかには数時間を要することもある。
仮に1台3時間の設定時間でパソコンが100台あれば、1人の作業者によるキッティング作業は合計300時間、1日8時間労働で37.5日となる。

そこで最近は、キッティングの自動化ツールがITベンダー各社より提供されるようになっている。

さらに、キッティングを含むIT資産の選定から廃棄までのライフサイクルを各プロセスに応じてサポートするアウトソーシングサービス「LCM(IT運用管理)サービス」も人気を集めている。

情報システム部門に対する膨大な業務負荷を軽減するため、特に中小企業など専任の情報システム担当者がいない事業者や、システム開発の担当者が日常業務の合間にキッティング作業をしている事業所で活用が進んでいる。

 

この記事は「税理士新聞」の許可を頂き転載しています。

 

相模原市の税理士 冨岡弘文税理士事務所

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