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対話型AI  押さえておきたいIT用語

対話型AI

対話型AIとは、利用者がテキスト入力した質問や指示に対してコンピューターが会話形式で自動応答するプログラムのこと。

マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏が「インターネットの登場と同じくらい我々の生活に変革をもたらすだろう」と評するなどIT業界で注目を浴びている新技術だ。
「会話型AI」「AIチャットボット」とも呼ばれる。

これまで一般的に利用されてきた自動応答プログラム「チャットボット」と比べ、対話型AIは性能が抜本的に向上している。
チャットボットはあらかじめプログラムされた定型処理しかできないが、対話型AIではインターネット上にある大量のテキスト情報の分析によりあらゆる要求に対して回答を導き出せるうえ、プログラミングや論文執筆などの創作活動も可能だ。

人工知能を専門とする米研究団体「OpenAI」が昨年11月に公表した対話型AIサービス「ChatGPT(チャットジーピーティー)」のコミュニケーションの自然さや対応範囲の広さ、精度の高さなどが世界的に話題となり開発競争が加速している。
新たな対話型AIサービスとして、米国の検索エンジン大手グーグルの「Bard(バード)」や中国の検索エンジン大手バイドゥの「文心一言(ウェンシンイーイェン)」などが相次いでリリースされた。

ただ、対話型AIの導き出す回答はあくまでインターネット上の情報をもとに生成されるためフェイク情報が含まれることもあるなど課題もある。

 

 

この記事は「税理士新聞」の許可を頂き転載しています。

 

相模原市の税理士 冨岡弘文税理士事務所

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