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ChatGPT(チャットジーピーティー) 押さえておきたいIT用語

ChatGPT(チャットジーピーティー)

ChatGPTとは、利用者がテキスト入力した質問や指示に対しコンピューターが自動で応答する「チャットボット」の一種で、人工知能を専門とする米国の研究団体「OpenAI」が開発したAIチャットサービスだ。

従来のチャットボットはあらかじめプログラムされた定型処理しかできなかったが、ChatGPTではインターネット上の大量のテキスト情報を分析することであらゆる要求に対し回答を導き出せるうえ、プログラミングや論文執筆などの創作活動も可能なのが特徴となっている。

マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏は「インターネットの登場と同じくらい我々の生活に変革をもたらすだろう」と評している。

OpenAIのホームページ上で氏名やメールアドレスを登録すれば誰でも利用可能で、ユーザー数は昨年11月のサービス開始から5日で100万人、2カ月で1億人を突破しウェブサービス史上最速を記録した。現在は無料となっているものの、将来的には有料化も検討されている。

普及に伴い課題も浮かび上がっている。
イスラエルのセキュリティー会社ディープインスティンクトは、ChatGPTにコンピューターウイルスの生成を依頼できたとして「サイバー攻撃に悪用されるおそれがある」と指摘している。
また、インターネット上の「ニセ情報」をもとに回答を作り出してしまうリスクもある。

 

この記事は「税理士新聞」の許可を頂き転載しています。

 

相模原市の税理士 冨岡弘文税理士事務所

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