事務所の顧問先様へ「お知らせ」を発行しています。
冒頭の私の雑多な所感を引用します。
令和5年3月5日 お知らせNO.141
税理士 冨岡弘文
所得税の確定申告が大詰めです。贈与税の申告についても、件数は多くないのですが毎年数件のご依頼があります。
3月4日の土曜日に「あじさいメイツ」という公益財団から依頼を受けて相続対策セミナーを開催しました。
2015年に相続税の法律の大改正があった時には、世間の関心が高まり、銀行、保険会社やハウスメーカーなどから数多くの講演依頼が舞い込みました。
相談会も併設して大変忙しかったのが懐かしく思い出されます。
「あじさいメイツ」も数年前に開催したセミナーが好評で、再度開催の依頼を頂戴したのです。
ここ数年は、人が集まる催しは全く行えなかったのですが、今回は50名を超える参加者がありました。
講演後の相談会はくじ引き抽選になったそうです。
不安なことが多い時世を反映して、皆さんの関心が高いのかもしれません。
一般の方に向けた講演では、専門用語を使わずに、でも、大切なことは印象に残るように話すことを心掛けています。
そして聞いてくださった方々に笑顔で帰って頂くこと。
これは相談会でも同様です。
様々な相続にかかわってきた経験から何より願うのは、家の財産をめぐって家族が仲たがいをするようなことが決して起きてほしくないということです。
早期のアドバイスで、節税対策や納税資金対策についてもお役に立ちたいと思っています。