冨岡会計ブログ(セミナー情報・メディア掲載・税務コラム)

最近の「税」に関するコトバ集

◆「税金使ってる感覚さえなし」(7月19日、立憲民主党の小沢一郎衆院議員)――ツイッターで。国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長の歓迎会が非公開で開催されていたことについて「迎賓館つまり税金でやっているのに非公開。もはや税金を使っているという感覚さえないのかもしれない」と批判した。7月18日に東京・港区の迎賓館で開かれた歓迎会には菅義偉首相や橋本聖子大会組織委員会会長、小池百合子都知事ら約40人が出席していたという。なお、会の様子については報道機関による取材が遮断され、完全非公開となっていた。小沢氏は「大勢が集まって喋ると(コロナの)感染が拡大するというロジックで、1年半も国民に自粛を強いて、数え切れない飲食店が閉店に追い込まれたのに」と、政府周辺の矛盾点を非難した。
◆「税金でセンチュリー買う時代ではない」(7月17日、大阪府の吉村洋文知事)――兵庫県知事戦の応援演説で。対抗馬を推薦していた井戸敏三前兵庫県知事を名指しし、「皆さんの大切な税金でセンチュリーを買うような時代ではもうないんです」と批判した。井戸氏は知事在任時の昨年10月、公用車をトヨタの最高級車であるセンチュリーに変更していたことが判明して県民から批判が上がっていた。一方、市民からは吉村氏に対しても「他人の不祥事を指摘する資格があるのか」との声が漏れた。吉村氏が代表を務める大阪維新の会の公認候補として初当選した大阪府池田市の冨田裕樹市長が、市庁舎内に家庭用サウナなどを持ち込んでいたことで辞職に追い込まれていた。
◆「(税金が使われているのに)国民が見に行けないとはなんのための五輪か」(7月17日、サッカー選手の吉田麻也氏)――会見で。コロナ禍のなか1都3県などで無観客開催となったオリンピックについて有観客を前提とした再検討を促し、「開催にあたって国民の税金がたくさん使われていると思うんです。なのに国民が見に行けないのであれば一体なんのための五輪なのか」と訴えた。また「(感動的なプレーなどで)子どもたちにいろいろなものを与えられると思う。そのためにこそオリンピックを招致したんじゃないかと個人的には思っている」と持論を展開した。

 

~この記事は「税理士新聞」より許可を頂いて転載しています~

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