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GameFi(ゲームファイ・ゲーミファイ)

GameFi(ゲームファイ・ゲーミファイ)

GameFiとは、ゲーム(Game)と金融(Finance)を組み合わせた用語で、プレイを通じて仮想通貨やNFTといった「暗号資産」を稼げるオンラインゲーム全般を指す。

従来はGameFiの収入に対する税務上のルールは明確になっていなかったが、月に数百万円~数千万円を稼ぐ人も出てきたなか、今年1月に国税庁は初めて課税対象となるケースの具体例を公表した。

代表的なゲームタイトルとしては、GPSに連動させたスマートフォンを持って移動した距離に応じ暗号資産を受け取れる「STEPN(ステップン)」や、スポーツ選手のトレーディングカードを用いたシミュレーションゲームで大会の上位に入ると暗号資産が配られる「Sorare(ソラーレ)」などがある。

GameFiで暗号資産を稼ぐ方法としては、
①与えられた課題のクリアや大会でのランキング入賞によるプレイ報酬、
②ゲーム内で使えるアイテム(NFT)の転売による利ざや、
③NFTを第三者に貸し出すことによるレンタル料――などが挙げられる。

国税庁の公表により、GameFiの収益に対する課税ルールが明確化された。主なルールとして、
①NFTの売買差益が生じたら譲渡所得か雑所得、
②臨時・偶発的に50万円以上の価値があるNFTを得たら一時所得、
③NFTの購入時に暗号資産の含み益が20万円以上あると雑所得にあたる。

 

この記事は「税理士新聞」の許可を頂き転載しています。

 

相模原市の税理士 冨岡弘文税理士事務所

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