◆「消費税5%にしてくれたらめちゃくちゃ金を使います」(4月6日、お笑いコンビ・ブラックマヨネーズの吉田敬さん)――出演した番組で。新型コロナウイルスに対する政府の対応について、「(安倍首相は)もっともっと決めてくれる人なのかな、とちょっと期待してたんですけど」と落胆の声を漏らした。また「(休業要請などで)経済が止まるのが怖いっていうのであれば、それこそ消費税を5%にしてくれたら、俺めちゃくちゃ金使いますけどね」とコメントした。共演者が「吉田くらい稼いでたら、10%のままでも使わないと駄目でしょ」と反応すると、お金に細かい性格で知られる吉田さんは、「まあそれは反省すべきですけど。将来のことを考え過ぎてたということもあります」と弁解した。
◆「マイナンバーカードは今回の事態のような時に社会の基盤になる」(4月10日、高市早苗総務大臣)――閣議後の会見で。新型コロナウイルスの流行下におけるマイナンバー制度の活用について、「マイナンバーは基本的に全ての国民に付番されているので、活用は今でも可能」とした上で、「ただ、マイナンバーカードを取得していただくと、様々な行政手続をする時に付けてくれと言われる他の本人確認書類が必要なくなる。この本人確認機能が一番大きいメリット」と語った。さらに「非対面型の電子申請に非常に有効で、災害の時や今回のように感染症が拡大している時に、いかに非対面で様々な手続きができるかという、社会の基盤になるツールだと考えている」と述べた。
◆「国民の税金です。政府のお金じゃありません」(4月12日、教育評論家の尾木直樹さん)――自身のブログで。「尾木ママ」として知られる自身のことを「教育の専門家であっても政治や経済の専門家ではありません」と付記しつつも、「営業自粛が徹底できるはずがありません!休業で生活できなくなるからです!」と政府の新型コロナウイルス対策の不備を指摘した。さらに「(政府は)何故ここまでお金を惜しむのでしょうか?」と疑問を呈し、「国民の税金です!政府のお金じゃありません。国家とはこれらの税金をいかに有効に使い国民の生活を守るのか。官僚は『国民の公僕』であり、政府の召使いではありません!」と訴えた。
~この記事は 「税理士新聞」から許可を頂いて転載しています~
第1662号(4月25日号)