右のふくらはぎに「バシッ」と衝撃が走ったのは、8月22日木曜日の明け方のことでした。
もちろんベッドで気持ちよく寝ていましたので、いわゆる「こむら返り」と言うものなのだと思います。
腓(こむら)とはふくらはぎのこと。
「足がつる」というのと同様で、ふくらはぎの筋肉が異常に収縮して痙攣を起こした状態です。
筋肉の痙攣はふくらはぎに起こりやすいですが、足の裏や指、太もも、腹筋など、体のどこにでも起こり得ます。
就寝中や、長時間の運動により筋肉に疲労が溜まると起こりやすいのです。
若い頃には経験しませんでしたが、歳を取ってよく攣ります。
明け方に起こりやすいので、足が冷えるのだと思い、レッグウォーマーを着けて寝ています(この日もちゃんと着けていました)。
休みの日などに張り切って、バイク練習、ランニング、最後にプールでスイムとやると、プールで冷えて、ふくらはぎやら、足の裏やら・・・いやはや悲しい。
マラソン大会では20キロ過ぎ辺りから痙攣で座り込む人を見かけます。
今年3月の東京マラソンは4時間40分台と、まあ頑張ったのですが、終盤でペースを上げようとしたら太ももにビクッと来たので抑えました。
膝や筋肉が痛いのは単なる気のせいなのですが、痙攣はマズイ。
トライアスロンで一番心配なのはスイムで足が攣ることです。
途中で陸に上がるわけにはいきませんから。
いずれにしろ、「あ、足が攣りそうだ!」となるものなのですが、今回は違いました。
まるで肉離れです。
以前、税理士会のテニス大会の試合中に肉離れを起こしたことがありました。
この日は絶好調で、神奈川県の税理士のチャンピオンを目指せる予感がしていましたが、遠いボールを追ったとたんにビシッとなってお終いです。
「好事魔多し」と学びましたが、この時は重傷で松葉杖の生活。
妻が企画した旅行をキャンセルさせることになり、今でも恨み言が出ます。
今回も似たような症状ですが、筋肉の断裂と収縮とは真逆なのかと思います。
発症から一週間して足首に「うっ血」が出ました。やはり筋肉が損傷したのです。
最も大きな原因とされるのはミネラルバランスの乱れだそうです。
カルシウムとカリウムが筋肉の収縮や神経の伝達をスムーズにしているのですが、この二つのミネラルを調整しているのがマグネシウム。
3つのミネラルはどれも大切だけど、特に重要なのがマグネシウム。
確かにランニングなどで大量の汗をかくので、ミネラルバランスは崩れている気がします。
食事からでは足りないのだと思い、トライアスロンの雑誌に載っていたマグネシウムのサプリメントを購入しました。
しかしこういうのって良いお値段。
もったいぶってトレーニングを頑張った時しか飲んでいなかったのが今回の原因だろうと思いました。
パリではパラリンピックが真っ盛り。
テレビ中継が少ないのは残念ですし、そもそもオリンピックの前にパラリンピックをやって欲しいというのが私の持論。
半月近くランニングが出来ずに腐っていますが、パラアスリートの活躍に感動する日々です。
今月は、「お知らせ」するほどの中身ではなくて恐縮ですが、走れない分、沢山泳いで元気にしている勢いで書かせていただきました。
皆様もご自愛願います。