シャドウバンとはTwitter運営側がユーザーに対して行うペナルティー行為の一つで、規約違反をしたユーザーによる投稿を第三者が閲覧できないよう制限することを指す。
社名を「X」へ変更するなど話題に事欠かない同社では、最近シャドウバンの制裁を受けるユーザー数が急増している。
シャドウバンを受ける原因は複数あると考えられている。
ハッシュタグの乱用や禁止しているハッシュタグの使用、誹謗中傷と受け取れる単語や画像の使用、複数デバイスからのログインなどが一般的な見解だが、新規のアカウントから大量に投稿をすると、スパムと判断されシャドウバンの制裁を受けてしまうケースもあるようだ。
問題の一つとなっているのは、制裁を受けたユーザーは自身の投稿が公開されていないことに気が付けない点にある。
また、シャドウバン制裁後の解除方法についても明確なルールは公開されていない。
基本的に解除申請を行うのだが、解除のタイミングは明かされていない。
数日間SNSに触れないことや、問題になったと推測される投稿内容を削除するなどの対応で早期に解除されたという例がある一方、制裁理由が不明のまま長期間にわたり解除を認められないケースも多い。
多くのユーザーが閲覧できるSNSであるメリットを失わないためにも、自身の投稿内容には十分気を付けたい。
この記事は「税理士新聞」の許可を頂き転載しています。