お知らせNO.167
令和7年8月5日
税理士 冨岡弘文
子供の頃から夏は大好きで、大人になってもテニスやトライアスロンと走り回ってきましたが、近年の異常な暑さには参ります。
小学校のプール授業が、酷暑が原因で中止になっていますが、とても残念なことだと思います。私自身に、夏休みの学校のプールで人生が変わった経験があるからです。
実は私の幼少期は、はしかをこじらせて以来、中耳炎を繰り返すなど病気がちでした。
電車で耳鼻科に通うのですが、近所に私と似た子がいて、一緒にその子の母親に連れて行ってもらったり、一日に2軒の病院で注射を打たれたりした記憶もあります。
大人しくて自分に自信のない子供だったと思います。
小学5年生になるときに、新設された小学校へ学区が変わり、そこで運動に熱心な先生に出会いました。
夏休みには水泳クラブを立ち上げて希望者を指導してくれました。
私は水泳が得意ではなく、練習は苦しかったけど、熱心な指導で頑張れました。
頑張った結果、その夏以降はとても体力が付いたのです。
まさに小学5年夏休みの水泳で、人生が変わった思いです。
体力が付くと自信が出てきて、仲間を集めて学校にサッカークラブを作ったり、勉強も楽しくなりました。
急に脚も早くなって、リレーの学校代表で成績を残せたのは嬉しかったです。
特に長距離走は無敵でした。
小学5年生からマラソン大会ではいつも一番。
中学校は同学年に12クラスもありましたが毎年優勝。
サッカー部員ながら陸上の大会に駆り出されて、県大会で入賞したのは楽しい思い出です。
高校でも迷わずサッカー部に入ったのですが、県立高校なのに県大会で優勝したとかで驚きました。
3年生のキャプテンが毎日の練習の最後に新入生を集めて、走り込みと筋トレで鍛えて(しごいて)下さり、40名近くいた新入部員はあっという間に十数名に。
私は、後輩にレギュラーを取られて活躍出来ませんでしたが、足腰だけは鍛えられました(学業成績はさっぱりでした)。
先日、年金の手続きの書類が届いて驚きましたが、まだまだ現役で働きます。
テニスは楽しいし、泳ぐのは気持ちがいい。
来年は東京マラソンに出られると良いなと思います。
このような気持ちになれるのも小学校のプールと恩師のお陰。
小学生の運動経験は人生を左右するというのが実感です。






