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「ジオメディア」押さえておきたいIT用語

ジオメディア

ジオメディアとは、スマートフォンやパソコンの位置情報を利用して提供されるインターネットサービスを指す。
現在地周辺のレストランや店舗、交通状況といった情報を提供する仕組みや、SNSやゲームと組み合わせて使えるサービスなどがある。
代表的な例としては、利用者の周辺エリアの地図・交通手段が確認できる「Googleマップ」や近隣のレストラン情報をチェック可能な「Yahoo!ロコ」、位置情報と連動して遊べるスマホアプリ「Pokemon GO」などがある。

利用者にとってのメリットとしては、自分がいる場所や時間、状況にふさわしい有益な情報がリアルタイムで得られる点が挙げられる。
また事業者にとっては、商圏で暮らす住民や通勤者といった見込み客に対してピンポイントで広告を配信可能となる利点がある。

ジオメディアとして最初に注目が集まったのは、2009年に米フォースクエア社が開発したSNSアプリとされている。
利用者がお気に入りの店舗を登録し、訪問した回数を他のユーザーと共有できるという仕組みとなっており、ゲーム感覚で「常連度」を競い合える点が新しいトレンドとして話題となった。

ジオメディアという呼称の由来は、「ジオグラフィック(地理)」と、「メディア(情報提供)」を繋げたもの。

※この記事は「税理士新聞」の許可を頂き転載しています。

税理士 冨岡弘文