令和7年4月7日 お知らせNO.163
税理士 冨岡弘文
確定申告が終わったタイミングで、タイで行われた国際会議に参加しました。
国際会議と言っても参加者は日本の税理士たちで、税理士事務所が取り組むM&A支援がテーマです。
弊所も創業57年を迎え、顧問先様の事業承継に立ち会う機会があります。
親族内承継が馴染みやすいのですが、M&Aも有効です。近年、M&A業者が急増してトラブルもあるところから、信頼できる会社と提携して支援になればと思い、日本M&Aセンターと業務提携をしています。
ここでの実績がある事務所が招待されて、(わざわざ)海外で会議を行うという事なのです。
事例紹介や理論など内容は濃く、講演者や表彰受賞者は大きな事務所代表たちで、名刺交換などで話を聞くと勉強にもなりました。
翌日はお寺を観光し、最終日は市内を駅4つぐらい歩いたらスラム街に辿り着き、バンコクの実態が見えて刺激になりました。
しかし、帰国した翌週の巨大地震には驚きました。
現地では低層のビルにはひびが入り、トタン造りなど粗末な家屋を見るにつけ、この国は地震も台風も無縁なのかと思っていたからです。
多くの日本人が住む国ですし、大変気掛かりです。
実は、海外旅行は20数年ぶり。
結婚式後に思い立ってハワイへ行ったのと、かみさんに連れられてイタリアへ行って以降は皆無でした。
今更ながらではありますが世界を見ることは有意義だなと感じています。
中期経営計画立案支援業務について
「人類が月に立てたのは『月に行く』という事業計画を立てたから」アポロ計画が示すように何かを成すには計画が必要です。
顧問先様の事業が成長する、赤字を脱却する、業界の変化に対応する、従業員のやりがいを育てる。
弊所では、会計事務所として支援できる取り組みを用意しております。
その一つが「株式会社MAP経営」のツールとノウハウを使って、会計事務所だからできる「伴走型支援」です。
最初の導入ではMAP経営のアシストで経営計画立案のためだけに1日を過ごす「将軍の日」と名付けられたセミナーを中野坂上の会場で行います。
社長や幹部の方に弊所の担当者が寄り添い、経営理念・自社の強み又は弱みを分析し、事前に準備した過去データ等を基に具体的な数値を想定して、中期計画を練ります。
資金計画は分かり易く、エクセルなどと違い、より具体的なシミュレーションや経営計画を作ることが出来、これまでに体験されたお客様にはご満足頂いております。
更に戦略的な取り組みとしては、単年度計画を立てます。
しっかりと予算立案をして実現に向けて日々の業務を進める訳ですが、予算と現実との確認も必須です。
MAS監査という取り組みで経営会議において、会計事務所の担当者が支援に入るサービスも提供致します。
社歴の長い会社に於いては、将来の後継者候補の方も一緒にこうした取り組みをすることで、当事者意識が高まり、事業承継への礎になるものと考えます。
相模原市の税理士 冨岡弘文税理士事務所