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領収証を紛失したら

領収証を紛失したら

お正月気分が抜けたなら、早めに確定申告に向けて準備を始めたいものです。
日々の経理をしていて、領収証が見当たらないなんてことも起こるかもしれませんね。

支出したのは間違いないのだけれど、どうしても領収証が出てこない場合、
税務は常識なので、真実に従って経理をすれば良いのです。

もしもレシートならあるというなら、全く問題はありません。
むしろレシートの方が領収証よりも内容が細かく記載されていて、書き換えなどの不正も起きず、信用度は高いものです。
領収証の取柄と言えば、「宛名」があるということ。
レシートに、使途や相手などを書き込むことはお勧めできる対策です。

金額が大きいものなどであれば、領収証の再発行を依頼することも考えられます。
しかし、お店は応じる義務はないので、丁寧にお願いするなどの人間関係に頼ることになるのでしょう。

カードの明細も支払った証拠になるので便利。

出金伝票を使って、日付、金額、用途を正確に記載することで、支出の証拠の信ぴょう性は高められる。
きっちりと帳面に記載されていることでも、税務申告では認められる可能性はあるでしょう。
交通費など、領収証を受け取らない支出については、日々、きちんとつけることが肝要です。

結局のところ、1年分をまとめてなんてやると、使った記憶も曖昧なので、経費が漏れて余計な税金を負担することにもなりません。

相模原市の税理士 冨岡弘文税理士事務所

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