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「アバター」 押さえておきたいIT用語

アバター

アバターとは、不特定多数の人が参加するオンラインゲームやVR(仮想現実)サービス、SNSなどのシステム内部で各利用者に紐づけられているキャラクターを指す。
利用者はアバターを自分の分身として操作し、インターネット上の仮想空間で自由に移動や会話を楽しむことができる。
アバターが活用されている例としては、他の利用者とミニゲームで遊べるSNSサイト「アメーバブログ」や、仮想空間内でDIYや商売を疑似体験できるゲームソフト「どうぶつの森シリーズ」などがある。

利用者はシステム上にあらかじめ複数用意されている体形や髪型、顔などのデータを選択し、好みの風貌のアバターを作成する。
人間だけでなくロボットや動物を選べるようになっているサービスや、スマホのカメラ機能を活用して現実の容姿を立体的に再現できるものもある。

米メタ社は6月、フェイスブックやインスタグラムで利用できるアバター用アパレルショップ「Meta Avatars Store」の開店を発表した。
バレンシアガやプラダなど、有名アパレルブランドとコラボした商品を順次そろえていくという。
マーク・ザッカーバーグCEOは、「アバター用のデジタルグッズはいまや自己表現の重要な手段となっている」としている。

なお、アバターは1人が複数登録することも可能なため、必ずしも個人を特定できないという欠点がある。

 

この記事は「税理士新聞」の許可を頂き転載しています。

税理士 冨岡弘文

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