冨岡会計ブログ(セミナー情報・メディア掲載・税務コラム)

税理士所感 昭和35年生まれの事業承継

事務所の顧問先様へ「お知らせ」を毎月発行しています。
冒頭の私の雑多な所感を引用します

平成30年1月5日 お知らせNO85     税理士 冨岡弘文

 

新年おめでとうございます。 旧年中のご厚情に深謝するとともに、皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。

平成も30年です。
昭和35年に生まれた私は、戦後復興が実現した後の高度成長期の日本と共に成長しました。

社会というものを理解し始めた小学生時代、日本はインフレ、公害、人口増加の時代でした。
バブルとバブル崩壊を新米社会人時代に目撃し、経済というものの恐ろしさを実感しました。

平成の30年間という時間を顧問先の皆様と共に必死で生きてきたとの感慨です。

来年5月には皇位継承が行われます。
皇位継承は相続による決まりでしたが、陛下のお気持ち表明をきっかけに生前の承継が実現するに至ったのはご承知のとおりです。
職責に対する真摯なお気持ちに、多くの日本人が賛同しているのだと思います。

弊所では昨年末に「事業承継セミナー」を開催しました。
私の講義は堅苦しくないのですが「創業社長は事業承継が初体験」「経営者は生涯現役」「バトンを渡した後は最強のアドバイザー」「事業承継計画でカレンダーに約束を」・・大事だと実感するポイントから講義をしています。

節税等の対策はそこを踏まえた後との考えです。

私自身は父から70歳で完全引退すると告げられ、税理士登録前だったので非常なプレッシャーを受けました。
なんとか42歳で代表を交代できましたが、今となっては、決して早くはなかったと思います。

トップになっての1年は、職員時代の10年に匹敵する経験と成長でした。
3年後に父は75歳で亡くなりました。
浩宮様と私は同じ年の生まれです。
皇位の重責は想像もつきませんが、諸外国との交流などの激務を思えば、早すぎることは無いでしょう。

昭和35年生まれは昭和の人間。
最近は青春の歌謡曲をよく聞きます。
演歌なんてと思っていたけど、しみじみ染みる年頃です。

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